切り傷を作ってしまった

切り傷を作ってしまった

切り傷を作ってしまった時の応急処置

登山中の怪我で多いのは、転倒による擦り傷や骨折などが多いイメージがあると思います。
しかし、意外に多いのが切り傷や刺し傷などです。

 

テントを張っていたり、登山ナイフを使っていたりして、指や腕を切ってしまうトラブルが多いです。
また、アイゼンやピッケルなど鋭利な登山道具を使う時期になれば、登山中の切り傷は起こりやすくなります。
キャンプ場と違って、登山中は簡単に病院に行くことができません。
ですから、ほかの怪我以上に切り傷の治療方法を知っておく必要があるのです。

 

まずは、患部を水で洗うようにしましょう。
都合よく川や河川があるわけでもないので、切り傷用の水を用意しておきましょう。
最近はスポーツドリンクが登山中の飲料水の主流になっていますが、切り傷のケアーをするのには不向きです。
切り傷があることを考えて、水を準備しておきましょう。

 

次に、洗った部分をきちんと消毒するようにしましょう。
消毒液の中には標高が高くなると、気圧によって中の液体が漏れてしまうタイプがあります。
1度使ったものは、ビニール袋に入れるなど漏れないように工夫することが重要です。

 

切り傷の場合は、最初の洗いや消毒が応急処置で肝心な部分です。
この部分が不十分だと、化膿してさらなる怪我やトラブルに繋がるからです。
特に山では、土や川の水に多くの微生物が住んでいて、切り傷の部分に侵入し、化膿を引き起こす場合があります。
衛生的な病院の治療室でも、消毒が不十分だと化膿に繋がってしまうので、登山中の切り傷では応急処置の洗いや消毒が重要な治療部分になります。

 

ほかにも鋭利や枝や石によって、切り傷を負う例もあります。
自然の中に身を置くという意識を、登山中には忘れないようにしましょう。