富士山の美しさ

富士山の美しさ

写真や映像ではなく、生で見れる感動がある

芸術の題材としての富士山

富士山は日本一の高さを誇ることで知られ、標高は約3776mにも及びます。これが日本国内で如何に高いかということは、日本で二番目に高い北岳の標高が約3193mであることからも分かります。実に北岳に600m近くの差をつけて一位に君臨しているのです。静岡県と山梨県にまたがって聳え、その雄大かつ繊細な姿には神々しささえ感じられます。古代から日本人は、富士山を日本のシンボルや霊峰としてあがめてきました。

美しく広がる山容

富士山は、なだらかな裾野広がりを見せることは誰でも容易に思い浮かべることが出来るでしょう。あの美しい姿は、長年に渡って噴火を繰り返したことによるものなのです。また、富士山の周辺には他に山脈がないため、富士山の裾の広がりを邪魔する者がなく、より一層、際立って美しく見えているのです。

 

ものの美しさと言うのは、言葉や文字で表せるものではありません。書けば書くほどに、語れば語るほどに無味乾燥なものとなってしまう気さえします。いくら筆舌を尽くしたところで、難しいことなのです。海を見たことがない人に、沖縄のエメラルド色の海の美しさを伝えることが難しいのと同じです。目の見えない人に、桜の美しさを語ることがむずかしのと同じです。

美しい富士山

夕日に浮かぶ富士山

しかしやはり、富士山の魅力がその象徴的な美しさにあることは間違いありません。写真で見るだけでも美しさが伝わってくるのです。実際に見ることが出来れば、どれほど大きな感動を得られることでしょう。
実際に富士山の姿を目の当たりにすると、写真や映像で見たときとは全く違う感動を覚えます。百聞は一見にしかずと言う言葉の真意を体感することが出来ます。富士山の迫力、圧倒的な存在感に息をのむことでしょう。富士山の信に魅力を知るためには、実際に足を運んで肉眼で捉えることが大切です。

 

これは登山してみよというのではなく、遠くからとらえるだけで十分です。何も麓まで近付いてみなくても大丈夫です。もっとも、登山をした時には股違う感動を覚えるはずですから、挑戦してほしいものです。

 

富士山には四季があり、見る人を飽きさせません。一般的な富士山のイメージは、雪をかぶった白と青の姿でしょうが、夏には雪が溶けると赤茶色の岩肌をむき出しにして荒々しい表情を見せることもあります。

 

富士山は単体で見るのももちろんいいものですが、富士山の周辺の景色と併せてみることで、新たな魅力を発見するでしょう。日本一の標高を誇るだけでなく、周りに山脈がないため、周囲300kmにも及ぶ広範囲で、色々な土地の風景に溶け込みます。眺める場所によって富士山の魅力は様々に変化するでしょう。

 

それは、有名な錦絵である富嶽三十六景がそれぞれ場るの魅力を持った絵であることからも分かります。あたかも、恋心を抱く女性がファッションや髪形を変えることでさらに魅力を感じることと似ています。